行き過ぎたジェンダーレス
新しい校長が赴任してきた。
体育館に全校生徒が集められ、開口一番に彼女はこう言った。
「ジェンダーの垣根をなくします」
一瞬、静寂が走り、それからざわめきが広がった。
続く言葉に、俺は耳を疑った。
「本校では、制服を女子のものに統一します。そして、体育の際は全員ブルマーを着用してください。また、髪の毛は男子は伸ばす事。女子が切る訳にはいきませんので」
理由は二つ。
一つはジェンダーの平等を推進するため。もう一つは、近年の子どもたちの運動不足を解消するためだった。
「ブルマーは、動きやすく、足の筋肉の動きを確認しやすい優れた運動着です。これは陸上競技に置いてブルマーを着用する選手が多い事が証明しています。これにより、全生徒の身体能力向上を図ります」
冗談じゃない。そう思った。だが、翌週には新しい制服が配布された。
スカートの裾をそっと指でつまむ。柔らかくしなやかな生地が指先に絡むたび、胸がざわつく。下に履いた薄手のショーツが心もとなく、風が吹けば脚の肌がむき出しになる。
更に問題は、体育の時間だ。

「お前、脚細いな」
クラスメイトの声がやけに響く。
「やめろよ……」
顔が熱くなるのが自分でも分かった。ブルマーの生地はピタリと肌に張りつき、細部のラインまで容赦なく浮かび上がる。いつものジャージの感覚でいた俺は、あまりの心許なさに震えた。
だが、数週間が経つと、状況は変わっていった。
スカートの揺れに慣れ、ブルマーのフィット感を意識しなくなったころ、不意に気付いた。鏡に映る自分の姿が、妙に整って見えたのだ。
この校則が近いうち日本全国に広まる日もそう遠くない気がする。
郊外活動での目覚め
水泳の授業。あの日、僕は初めて女子用のスクール水着を渡された。深青の生地はツルリと滑らかで、身体に吸い付くようにフィットする。鏡に映った自分の姿に、思わず目を逸らした。胸元は平らなのに、腰のラインが妙にくびれて、太ももがむき出し。男のはずなのに、どこか女の輪郭が浮かんでるみたいで、ゾクゾクした。
プールサイドに立つと、クラスの女子の視線が突き刺さる。ジェンダーレスという事は、水泳の授業は当然女子と一緒になる。
この姿だったら嬉しかったに違いない。だが女子のスク水を着ている今は恥さらしの何物でもない。
「可愛い~!似合ってるじゃん」
「脚ツルツルじゃん!」
なんて声が飛んできて、顔が燃えるように熱くなった。水着の股間のラインがピタッと張り付いて、動くたびに擦れる。恥ずかしくて死にそうだったけど、どこかで変なスイッチが入ってた。見られてると思うと、身体の奥が疼く…。自分の中で新たな感情が芽生えつつあった。
――ある日、教室に貼り出されたのは「地域ボランティア参加の義務化」。全校生徒が街に出て清掃活動や地域イベントの手伝いをするらしい。しかし、詳細を見て息を飲んだ。
【校外実習中は当校の生徒らしくブルマー着用を厳守。ジャージ禁止】
冗談だろ? 街中であの姿を晒すのか? 心臓がバクバクして、頭がクラクラした。でも、ジェンダーレスを掲げるこの学校は本気だ。
地域ボランティアの日、僕たちは街に繰り出された。もう何度も着たはずなのに、鏡に映る自分のブルマー姿にドキッとする。パッドで膨らんだ胸。ブラジャーが包む感覚。何よりブルマーのゴムが太ももに食い込む感触。ピタッと張り付いた生地が、ヒップの丸みをくっきり浮かび上がらせて、まるで僕の身体が別の誰かのものみたいだ。
中に穿くのは当然だが普段通り女子用の薄いショーツ。シルクのような滑らかな生地が、肌に吸い付いて、動くたびにスルリと擦れる。ショーツのレースの縁が、ブルマーから覗かないように、ブルマーのすそにそっと手を伸ばす。何度も指で生地を引っ張って整えたけど、その仕草自体がなんだか妙に色っぽくて、胸がドキドキした。

「あらっ、可愛いわね!」
通りすがりのおばさんが笑顔で声をかけてきた。かわいい? 顔がカッと熱くなって、耳まで真っ赤になる。でも、胸の奥で何か熱いものが疼いた。見られてる。この姿を、じっくり見られてる。それが、たまらなく気持ちいい。
清掃活動が始まった。しゃがむたびに、ブルマーがピチピチと肌に張り付いて、下着のラインが透けそうになる。むき出しの太ももが街の光に晒される。街の清掃中、近くで買い物袋を持った女性がチラチラこっちを見てるのに気づいた。彼女の視線が、僕の脚を、腰を、舐めるように這う。恥ずかしくて死にそうだったのに、身体の奥がキュンとなる。
顔が熱くなるのに、身体が勝手に反応して、腰が小さく揺れた。ブルマーの締め付けが、僕の羞恥心を煽る。もっと見て欲しい――そんな倒錯した思いが、頭を支配した。
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ブルマーとハーフパンツ
俺の妹が通う学校は、いたって普通だった。
女子も男子も、揃いのTシャツにハーフパンツ。特に決まりはないし、髪も結ばなくていいし、なんなら最近は体育も室内中心で、汗もろくにかかないって言ってた。
それなのに、俺は。
「ちょっと!洗濯物、取り込むの手伝って」
母に言われて庭に出た瞬間、身の毛がよだつ思いをした。
干されていたのは、妹の真っ黒なハーフパンツと、俺の――ネイビーのブルマー。
並んで、まるで見せびらかすように、風に揺れていた。
「やだぁ、やっぱりアンタのブルマ、小っちゃくて可愛いわねぇ」
母が笑いながらそう言った。
「やめてよ……」
声がかすれた。言い返す気力も湧かない。ただ、風にふくらんでは元に戻るブルマを、俺はただ見つめるしかなかった。自分のものだって証拠が、あまりに鮮やかすぎて。
兄である俺が、女の子らしい恰好をさせられ、妹は男の子みたいに自由な服で学校へ行く。この逆転が、理不尽に思えて仕方がなかった。
だけど母は、「時代ねぇ」としか言わない。
学校でも、その違和感は、日に日に膨らんでいた。
朝、ブルマのゴムを太ももにぴたりと馴染ませ、スカートを重ねる。短くて軽い布は、歩くたびに空気を孕んでは、ふわりと揺れる。風が吹けば、内側まで覗かれそうになるのに、誰も守ってくれない。
教室に入ると、すぐに女子たちが寄ってくる。
「ねえねえ、今日もちゃんとブルマ履いてる?見せて見せて!」
「やだ、なにその脚〜!ツルツルじゃん!」
「これ、私と色おそろいだよ!うれし〜!」
やめてくれ。そう思うのに、顔は熱くなるばかりだ。
見られてる、という意識が皮膚を撫で、ブルマのゴムが太ももに食い込む感覚をいやでも鮮明にする。
――ある日、家に帰ると、妹がリビングでスマホを見ていた。
「おかえりー。今日も女子の制服着てるんだ。当然か! うわ、まじでブルマー穿かされてんだ。ウケる〜」

笑われたくない。でも、俺の姿は言い訳のしようもない。
制服のスカートに、少しだけ覗くブルマ。学校ではハーフパンツの妹からしたら、まるで別の世界だろう。
「兄ちゃん、女子より女子してるんじゃない?」
その一言に、耳まで赤くなった。
理不尽なはずなのに。
恥ずかしいはずなのに。
なんでだろう。胸の奥に、少しだけ誇らしいような感情があった。
たぶん、俺はもう戻れない。
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