研修医としての奮闘記 ――ナース服の下、僕は女になっていく

ナース服の下、医師としてのプライドが揺れる時

父親も祖父も医師の家系だった。だから僕自身も医師になる事は必然だと思っていた。

学生時代を勉強に捧げ、念願の医師免許を取得できた。今日は研修医としてのデビュー日だ。
勤め先の先輩医師の所に顔出した

「はじめまして。まず最初は看護師体験研修を行います。一人前の医師になるには、まず彼女たちの視点に立つことが必要でしょ?」

「分かりました!一生懸命頑張ります!」

「いい返事ね。それじゃあこれに着替えてくれる?」

そう言って渡されたのは、女性が着るピンクベージュのナース服。それだけでなく、インナーとして白いブラとショーツ、そしてベージュのストッキングからロングヘアーのウィッグまで入っていた。

「え…ぼ、僕が、これを着るんですか?」

「他に誰がいるの?これはあくまで“研修”よ。必ずあなたにとっていい経験になるわ。もちろん、やりたくないならいいの。ただ、研修レポートの評価には反映するけど」

つまり、断れば“やる気のない研修医”の烙印を押されるということか。

これまで、医学部を出て、国家試験を通って、ようやく掴んだ現場の研修医としての立場。その初期評価に傷をつけたくない。

「わかりました……着ます…やります」

ぎこちなくナース服と下着を持って更衣室に入った僕は、ロッカーの前でしばらく立ち尽くしていた。

どうしてこんなことになってるんだろう。いや、わかってる。命じられたからだ。でも――これは本当に医療の一環なのか?

僕はためらいながらも一枚ずつ身に着けていく。下着をつけ、ストッキングを穿き、ナース服のファスナーを背中から上げた瞬間、身体が“女性の服”に包まれていく感覚に、背筋がぞわりとした。

鏡に映る自分は――細身で背の高い、少し頼りなさそうな見習いナース。声を出してみたけれど、どこかよそよそしい。それでも、もう後戻りはできなかった。

「準備、できた?」

女医が扉をノックして声をかけてくる。僕は緊張で喉を詰まらせながら返事をし、ゆっくりと扉を開けた。

「ふふ、悪くないわね。あとは笑顔と口調よ。看護師は患者さんの不安を取り除く存在なんだから」

「そ、そんな事できるんでしょうか…?」

「大丈夫。あなた、医者でしょ?人を救うには、まず理解しようとする姿勢が大事よ」

その言葉は、なぜか胸の奥に響いた。

そして始まった、僕の看護“婦”研修。

慣れないスカートの裾を押さえながら、病室を回る。女性患者の視線が僕の脚元に集まっているのを感じて、思わず頬が熱くなる。

「こんにちは、本日担当します……研修看護師の、わ、わたし――」

言いかけて、自分で自分が何を言っているのか分からなくなる。でも、女性患者は優しく微笑んでこう言った。

「若い子に優しくされると、安心するわ。ありがとうね」

僕は、とっさに笑顔を作って頭を下げた。ナース服の裾がふわりと揺れる。胸の奥に、妙な感覚が残る。

…確かに、今までの僕は“患者の立場”に立てていなかったかもしれない。

羞恥も、違和感も、恥ずかしさもある。それでも、誰かのためになるなら。
これはただの変装じゃない。医療行為の一環なんだと、自分に言い聞かせて…。

でも、その日が終わる頃。
ナース服を脱ぐとき、ふと心に浮かんだのは――『また明日も、これを着れるのかな』という、どこか甘く、くすぐったい気持ちだった。


女として扱われる悦びと、鏡に映る“変わっていく僕”

ナース服を着て、病棟を歩くことが“日常”になったのは、いつからだろう。

最初は羞恥で足がすくみ、目も合わせられなかった患者の視線が――今は、くすぐったくて、気持ちいいとさえ思っている。

「今日も丁寧な対応、ありがとう。あなたがいるだけで、病棟が明るくなるわね」

女性患者にそんな言葉をかけられるたび、胸がじんわりと熱を帯びる。
僕は“女として”見られている。それが……嬉しくて、ゾクッとする。

スカートがひらりと揺れるたび、ストッキング越しに空調の風がふとももを撫でて、脳がふわっと甘く霞む。
体が反応してる。…男としてじゃない。女の子のまま、感じてる。

メイクも、自然に覚えるようになった。
女医の先生が軽くリップを塗る姿を真似して、僕もこっそりドラッグストアで選んだ。
最初は震える指で引いたリップラインも、今ではスッと迷わずに塗れる。
少しだけ艶のある唇、ピンクの頬。鏡に映るのは――男じゃない、“女の子の僕”だった。

下着も…いつの間にかレース付きのショーツが当たり前になっていた。
薄い布の下で、肌が柔らかくなっていく気がする。
男らしい骨格や筋肉が、少しずつ角が取れて、丸みを帯びていくような。
鏡を見るたびに、ゾクリと背筋が震える。

「あなた、もうすっかりナースね」

女医の先生がそう言って微笑んだ日、僕の中で、何かが決定的に変わっていた。

そんなある日。

「ねえ、月末の学会、同行してもらうわよ」

「えっ、ぼ、僕がですか?」

「ええ。助手として近くにいるだけでもいい経験になると思う。雑務にはなっちゃうけど、色々お願いするわ。もちろん…女性として、ね」
「それと…せっかくだから、ちゃんとしたレディーススーツを買いに行きましょう。あなたの分をね。」

――買い物の日。ジェンダーレスファッションというのだろうか。普段の私服もどこか女性っぽい服装になった気がする。ワイドパンツにロングシャツ。
そして今日は“女物のスーツ”を買いに行く……。

「肩幅は狭いから、この9号で大丈夫そうね。ヒップが意外と丸いわね…ふふ」

先生が僕の背中にそっと手を添えて、スーツのスラックスのファスナーを引き上げる。
キュッと締めつけられるウエスト。ヒップラインにぴたりと沿うスラックスの感触。
コツ…コツ…とヒールの音が、試着室の床に響く。

「…ど、どうですか?」

グレーのスーツ、薄く化粧を施した顔。普段から着用を命じられている長いウィッグ。襟元からのぞくレースのインナー。

「……はぁ、なんで……なんで、こんなにドキドキするんだよ…」

男のままじゃない。
でも女になりたいわけでもない。

ただ、“女として扱われる”ことに…心も体も、反応してしまう。

「サイズもいい感じね。」

先生の声が、すぐ耳元で囁いた。
柔らかな息がうなじを撫でて、ゾクリと首筋が粟立つ。

「さ、来週末までにヒールの歩き方、ちゃんと練習しておいてね。女の子の姿をみんなに見られるのは…好きなんでしょう?」

「み、見られるなんて……!」

そう言いながら、僕の太ももは、スラックスの内側でじわじわ熱を持ち始めていた。
ピッタリと貼りつく下着。脈打つ心臓。
そして――スーツの中、熱く潤んでいく“女の身体”の錯覚。

バレちゃいけない。
でも、止まらない……。


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