推し活メス堕ち日記

新大久保なんて、二度と来るかって思ってたのに――。

仕事帰り、人混みを避けたくて適当に道を歩いていたら、気づけばハングルだらけの看板が並ぶあの街に入り込んでいた。K-POPが大音量で流れ、コスメと韓国料理の店が立ち並ぶ。眉間に皺が寄った。

「うわー、今めっちゃ嫌そうな顔したじゃん?」

いきなり話しかけられて、俺は驚いて足を止めた。声の主は,黒髪姫カットの今どきの女子。服もメイクもどこかで見たようなアイドルっぽさがある。

「ねえ、あなた今『韓国キモ』って思ってたでしょ?」

「いや、別に……」

そう言いかけたとき、横からもう一人、そしてまた一人と女子たちが集まってくる。気づけば周囲を囲まれていた。

「新大久保でその顔、ありえなくない?」

「しかもスーツとか、逆に浮いてるし。つまんなそ~な社会人って感じ」

「うちらと一緒に、もっと楽しい世界、見てこ?」

「いや、いいよ――って、え、ちょ、やめろって!?」

腕を掴まれ、まるで体重なんてないかのように引きずられていく。細いのに、妙に力が強い。叫び声はK-POPの爆音にかき消され、誰も俺を助けようとはしなかった。

たどり着いたのは、雑居ビルの上層階。K-POPアイドルの楽屋のような白くて明るい部屋。鏡の周りにはライトがついていて、その下には大量のメイク道具。衣装ラックには派手な衣装がずらりと並んでいた。

「じゃ、脱いで」

「……は?」

「聞こえなかった?脱・い・で?」

「ふざけるな!なんなんだお前ら!」

叫んでも無駄だった。スーツのボタンが乱暴に引きちぎられ、ネクタイを引っ張られてバランスを崩すと、鏡の前の椅子に押し倒された。

「抵抗しないでくれる?これ“推し”のためなんだから♡」

ネクタイを手錠代わりに椅子の背もたれに縛られる。腕が動かない。絶望感が体を包む。

ワイシャツの下に着ていた肌着までもが剥ぎ取られ、俺の体が露わになる。

「ふふっ、社会人なのに結構ツルツルなんだね?脱毛してるの?」

「してねぇよ!」

「まあ、どっちでもいっか♡今から“もっとツルツル”にしてあげる」

俺の脚に、冷たいジェルが塗られた。直後、電動シェーバーの唸りが響き、すね毛が剃り落とされていく。次に腕。俺の体は彼女たちの手によって、どんどん“清潔でかわいい”女の子仕様に改造されていった。

「さ、メイクいくよ。まずはカラコン入れて……動かないで?」

無理やり目を見開かされ、瞳に異物感が押し込まれる。鏡の中、俺の黒目は大きな茶色に変わっていた。

「ファンデ塗るね~。男の肌って意外とガサついてるんだよね」

「や、やめろっ……」

「やだって言っても無駄だよ♡」

スポンジで叩かれるたび、顔が重たくなっていく。輪郭がシャープに見えるようシェーディングが施され、鼻筋にハイライトが入り、頬にはうっすらピンク。アイラインは跳ね上がり、目元が女らしく形作られていく。

「うわ、めっちゃいいじゃん!」

「涙袋ぷっくりさせよ♡はい、ラメ~」

「リップはティントね。グラデっぽく内側からじゅわって♡」

塗られる感触が、たまらなく気持ち悪い。でも、鏡に映った“女の顔”は否定できない。どこからどう見ても、今どきの推し活女子だった。

「さ、次は服ね♡」

「ふざけるな、これ以上……っ」

「嫌がっても着せるから~♡はい、ブラとショーツ。レース可愛いでしょ?」

「……は?無理だっ……!」

「じゃあ、無理やり着せるしかないね♡」

言うなり、数人がかりで俺の体を押さえつける。乳首の位置に合わせてブラがあてがわれ、後ろのホックがきっちり留められた。ショーツも強引に履かされ、男のモノを押し込められるようにして形を整えられる。

「ふふ、だんだん“普通の女子”になってきたじゃん♡」

「ほら、トップスはこれね。ピンクの肩出しニット。下は白のプリーツミニスカ♡」

完全に女物の服だった。ミニスカからは、先ほど剃られたツルツルの脚があらわになる。恥ずかしさに頭が真っ白になる。

「うわ、エロい……てか、全然イケるよね、この子♡」

「今日から“推し活女子”として生きてもらうんだから、ちゃんと笑って?」

カメラが向けられる。反射的に顔を背けるが、顎を掴まれて正面を向かされ、シャッター音が鳴った。

「はい、ばっちり抑えました♡拡散されたくなかったら、うちらの言う事聞いてね!」

「じゃあ早速ライブビューイング行こっか♡推しのペンラ、持ってこ?」

「……や、やめろ……ふざけるな……!」

だけど俺の声は誰にも届かない。女の顔を貼りつけられたまま、俺は“女子の群れ”に連れ出されていく。K-POPの歓声が聞こえる。俺の絶望が、そのリズムにかき消されていった――。

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服も下着も、自分じゃ選ばせてもらえない。
ピンクのブラとレースのショーツ、フリフリのワンピース。
「このリップ、似合ってるよ♡」そう言われて、拒否できずに塗られる唇。
震える指でスカートの裾を掴んで、カメラの前でぶりっこポーズ。
「ほら、こっち向いて…もっとエッチな顔、して?」
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