女装させられキスされて…男の僕が花嫁に目覚めた瞬間

花嫁の代替え

「お願い……代わってくれない?」

控室に呼び出された僕は、戸惑いのまま言葉を失った。

目の前にあるのは、繊細なレースが刺繍された真っ白なウェディングドレス。隣に立つ衣装係の女性が、真剣な顔で僕を見つめていた。

「新婦役の子、今朝になってドタキャンで……でもあなたなら、サイズぴったりなの。お願い、本番まで時間がないのよ」

なんで僕なんだ……そう思ったけど、確かに僕は小柄で、バイト仲間からはよく「女の子みたい」って言われてた。

でも……ドレス?しかもウェディングドレス?

断ろうとしたけど、その言葉は喉で詰まったまま出てこなかった。

――こうして僕は、鏡の前に座らされていた。

「目、閉じて」

プロのメイクさんたちは手際よく僕の顔を仕上げていく。頬に乗せられた薄紅のチーク、まつ毛をくるんと持ち上げるホットビューラー、艶やかなリップの香りが、鼻の奥をくすぐる。

そして髪にセットされたウィッグは、胸元まで流れるようなシルキーブラウン。ふんわり揺れるその髪の香りに、僕自身がうっとりしてしまいそうだった。

「……すごい」

鏡の中、そこには完全に“花嫁”がいた。

ドレスは背中が大きく開いたデザイン。胸の谷間を飾るフリルがやわらかく波打ち、腰から下はボリュームのあるチュールがふわりと広がっていた。

素肌に直接触れる裏地のサテンが、ぞくりとするほど心地よくて……男の僕にはいけないはずの快感が、体の奥からじわじわと滲んできた。

そして模擬挙式本番。

結婚式を検討している、大勢のカップルが見守る中、僕はバージンロードを歩いていく。

扉が開く瞬間、僕の心臓は破裂しそうだった。レースの手袋が震える。ハイヒールの一歩ごとに、ペチコートの裾が脚に絡みつき、ドレスの重みが体を包み込んで離さない。

祭壇の前、彼がいた。

新郎役。バイト仲間の彼。

本番直前まで「マジでやるの?」って笑っていたはずなのに、いま僕を見つめる目は……本物の花嫁を見ているようだった。

「――その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか誓いますか?」

司会の問いに、彼が僕を見つめたまま小さくうなずく。

「……誓います」

戸惑う間もなく、彼がそっと手を伸ばし、僕の腰に触れた。

「……僕も、誓うよ」

そのまま、彼の顔が近づいてきて、迷いなく唇を重ねてきた。

あ、キス、される――。

ぷるんと弾むリップの感触。唇同士が重なった瞬間、足の力が抜けそうになった。

花嫁ドレスの中で、僕の心は完全に女になっていた。

胸が痛いくらい高鳴って、視界がじんわりと滲んで、ドレスの中でふとももをギュッと締めた。

「……すごく綺麗だったよ」

式が終わって、控室へ戻ると、彼がドアを閉めた。

空間には二人きり。スカートのボリュームが空気を含んで、緊張と熱気を漂わせる。

彼は僕の腰に触れたまま、そっと耳元でささやいた。

「ねえ、……僕、性別とか関係ないと思うんだ…今の君しか見られない」

ドレスの背中をなぞる彼の指先に、背筋が跳ねた。

だめだ、ここで終わらせないと……でも、体が動かない。

こんな気持ち、初めてだ――でも、怖くない。

むしろ、期待で胸が張り裂けそうで……。

このまま、僕は「男」ではなく「女」として、初めての一歩を踏み出す気がしていた。


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