久しぶりの合コン。薄暗い照明の下、グラスが触れ合う音と笑い声が絡み合い、俺の胸を高鳴らせていた。テーブルを挟んで向かいに座る製薬会社に勤めると言う彼女。その瞳の奥に宿る何かは、俺を捕らえて離さなかった。柔らかな髪が頬を撫でるたび、俺の視線は彼女に吸い寄せられた。
「ねえ、もっとゆっくりお話したいな。静かな場所、行こうよ?」
彼女の声が耳元で囁き、俺の心臓が跳ねた。こんな展開、夢みたいだ。俺は慌てて頷き、彼女の手を引いて店を抜け出した。夜風が頬を撫でても、俺の熱は冷めるどころか燃え上がる一方だった。彼女の手は柔らかく、指先が俺の腕に絡みつく感触が、頭を狂わせた。
ホテルの部屋に入った瞬間、彼女が俺をベッドに押し倒した。唇が重なり、熱い吐息が絡み合う。俺の体は震え、興奮で息が乱れた。まさか今日出会ったばかりの女性とこんな事になるなんて…。
だが、次の瞬間、異様な眠気が俺を襲った。まるで頭の中が霧に包まれるように、視界がぼやけていく。彼女の顔が遠ざかり、俺は深い闇に沈んだ。
―――目が覚めたとき、俺はホテルのベッドに横たわっていた。シーツの冷たい感触が肌に触れ、だが、何かがおかしい。体が軽い。妙に柔らかい感触が全身を包んでいる。胸に違和感を覚え、手を当てると、そこには大きな膨らみがあった。
「は?」
慌てて飛び起き、鏡に駆け寄った。そこに映るのは、俺じゃない。小柄で華奢な女の姿だった。長い髪が肩を覆い、胸は丸く膨らみ、腰は細くくびれている。下着は女性用のブラジャーとショーツで、俺の新しい体にぴったりと張り付いていた。
「な、なんだよこれ……」
声さえ、高く柔らかな女の声に変わっていた。俺は震える手で自分の体を確かめた。胸の膨らみを押さえ、下半身に手を伸ばす。そこには、男だった証が消え、代わりに女の器官が——。
その時、ドアが開き、見知らぬ男性が入ってきた。背が高く、筋肉質な男の体。低いのにどこか艶やかな声が部屋に響く。
「目が覚めたみたいだね」
俺は言葉を失った。恐怖と混乱が喉を締め付ける。
「驚いてるのは、自分の姿?それとも私の姿?まぁどっちもかな。これが私の趣味なの。その日出会った男を女に変えて、犯すのが好きなのよ」

目の前にいる男がさっき会った彼女なのか?頭がまとまっていない中、彼はニヤリと笑い俺に近づいてきた。俺は後ずさりしたが、ベッドの端で逃げ場を失った。
「や、やめろ……なんで?……どうやって……?」
「楽しいからよ。ほら、あなた、その体、悪くないでしょ?私の勤務先は製薬会社って言ったよね?一般の人は知らないと思うけど、製薬会社って世に発表できない薬をいっぱい作ってるんだよ……」
彼女は俺の顎を掴み、無理やり顔を上げさせた。男の力が加わり、俺は抵抗すらできなかった。彼女の手が俺の服を剥ぎ取り、ブラジャーを乱暴に外す。胸が露わになり、冷たい空気が肌を刺した。
「やめ……」
言葉は途切れ、彼女の手が俺の胸を揉みしだいた。乳首を指で弾かれ、俺は思わず声を漏らした。
「あっ、ん……」
女の体はあまりにも敏感で、俺の顔が熱くなる。恥ずかしさで死にそうだった。俺が、こんな声出すなんて。
「可愛い声ね。もっと聞かせて」
彼女は俺のショーツを引きちぎり、脚を強引に開かせた。先ほど作られた自分の割れ目を晒され、俺は羞恥で震えた。彼女は自分の服を脱ぎ、男の体を露わにする。そこには、太く硬い男根がそそり立っていた。
「いやだ、やめてくれ……」
恐怖で声が震えたが、彼女は俺に覆いかぶさり、男根を俺の入り口に押し当ててきた。ゆっくりと、だが確実に侵入してくる。
「うっ、ああ……」
痛みと同時に、異様な快感が俺を貫いた。女の体は、男を受け入れるようにできている。俺は、自分が犯されているという現実に、頭が真っ白になった。
「どう? 女の快感、悪くないでしょ?」
彼女は腰を動かし、俺を激しく突き上げた。俺は喘ぎ声を抑えきれず、情けない音が部屋に響く。
「あんっ、はあっ、んん……」
体が熱くなり、頭が溶ける。俺は、女としての快楽に溺れていく自分を止められなかった。彼女の動きが加速し、ついに頂点に達した。
「いくよ」
彼女は俺の中で果て、白い液体を注ぎ込んだ。熱い感触が体を満たし、俺は力が抜けてベッドに崩れ落ちた。
彼女は満足げに笑い、俺から離れた。
「楽しかったよ。安心して、しばらくしたら薬の効力が切れて、完全に男に戻るから」
そう言い残し、彼女は部屋を出て行った。俺は、疲れ果てて動けなかった。性器からは白い液体が流れ出し、シーツに染みが広がる。部屋には破れた下着とストッキングが散乱し、俺の体は汗と汚れにまみれていた。
――呆然と天井を見つめた。この感覚は、夢じゃない。あまりにもリアルだ。俺は女性として犯されてしまったのだ。俺に残されたのは恐怖と、なぜか少しの期待が混じった女性としての悦びだった。
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