【女装洗脳セミナー体験記】親友を取り戻すはずだったのに…

親友の変貌――ロリータで帰ってきたアイツ

彼が変わってしまったのは、たった一度の“セミナー”だった。

その日を境に、俺の親友はふりふりのレースに包まれたロリータ少女になり、俺の前でくるくるとスカートを揺らして笑った。

きらきらと光るピンクのネイル。香水のように甘く香る髪。
いや、香水なんかじゃない。髪そのものがふわりと甘いミルクの匂いを放っていた。

だが俺は目を逸らさなかった。
――このままじゃ、あいつの人生は終わる。
俺は例のセミナーに潜入し、何とか情報を得る事が出来ないかと考えていた。

「正体を暴くってどういう事⁉私は好きでこの格好をしているの!」

その声は、もう“俺の知ってる彼”じゃなかった。

――数日後、俺はセミナーの会場に足を踏み入れた。

白を基調とした、まるで結婚式場のような部屋。
シャンデリアが輝き、純白のカーテンが風に揺れている。
その中央に、全身ロリータのスタッフが優雅に立っていた。

「ようこそ、“真実の私”に出会う場所へ」

スタッフの声は甘く、艶があり、耳に粘りついた。

(ふーん……まあ、話だけは聞いてやる)

そう言いながら俺は中へ入る。
案内された席には、ふわふわのクッションが敷かれ、香水のような香りが立ち込めていた。

(……何だ、この匂い。妙に落ち着かない……)

隣には、すでにセミナーに“順応した”であろう参加者が座っていた。
男だったのか女だったのかもわからない。けれど肌は白く滑らかで、ぷっくりと潤った唇が、軽く微笑んでいる。

講義が始まり、画面に映し出されたのは、女装をすることで“本来の自分”に目覚めたという人々の映像。
甘い声。微笑。肌の艶。喉の奥が、ざらつくように渇いていく。

「体験セッションに進まれる方は、こちらへどうぞ」

俺は立ち上がった。もちろん“堕ちたフリ”をして、セミナーの情報をより得る為だ。

案内された部屋で、俺は目を疑った。

そこにはまるでドールルームのような、豪奢でロマンチックな空間が広がっていた。
レースのドレス、パニエ、ガーター、ウィッグ、そして…コスメ。
それらすべてが、俺を“見ている”ような錯覚を覚える。

「さあ、“あなた”に似合うお洋服を選びましょうね」

スタッフの女はそう言って、俺の頬を優しく撫でた。

(フリだ。これはあくまで、フリだ……!)

だけど、なぜだ。
手が……勝手に、ピンクのワンピースへと伸びていた。
指先に触れたフリルは、想像以上に柔らかく、しっとりと肌に吸いつく。

(ちがう、これは演技だ……でも……)

例の香水の様な甘い香りがたち込める。例の香水の様な甘い香りがたち込める。

ウィッグを被せられ、鏡台の前に座った俺は、そこに映った“誰か”に息を飲んだ。
女の子だった。明らかに女の子の顔をした“俺”がそこにいた。

肌はコスメで滑らかに整えられ、唇は艶のあるチェリーレッド。
まつげが長く、頬がぽっと色づき、髪からはシャンプーのような甘い花の香り。

(俺……じゃない、けど……)

「似合ってますよ。さすが、運命のお洋服ね」

耳元で囁かれると、下腹が妙に熱を持った。
ドレスが肌を撫でる感触に、じわりと汗が滲む。
なのに、不快じゃない。むしろ、胸の奥がきゅんと鳴いた。

(ヤバい……ちがう、のに……)

視線を落とすと、パニエの下でふとももがすべすべに輝いている。
すね毛なんか一切ない、磨かれた陶器のような脚。
自分の脚なのに、目が離せなかった。

「素敵ですね…ずっとこういうお洋服、着たかったんですね…」

思わず身を竦めた俺に、スタッフの女性が微笑む。
その手が、そっと俺の腰に触れた瞬間――

びくん、と、背筋が跳ねた。

(なんで……気持ちいいなんて……!)

「さあ、“真実の私”が目覚める時間ですよ」

次の瞬間、耳元に囁かれた言葉は、催眠のように甘く深く、俺の意識を溶かしていった。

(俺は……戻れる。きっと戻れる……だけど、今だけは……私は…少しだけ……)

けれど、その“少し”が、すでに取り返しのつかない堕ち方だとは、まだ私は知らなかった。


FANBOXでは週3回、新作をお届けしています

イラスト挿絵付きの連載作品を、週3回のペースで更新中です。
皆さまのご支援が大きな励みとなり、創作を続ける力になります。
ぜひFANBOXでの応援をよろしくお願いいたします!

FANBOX

Pixivでも作品を公開しています

文字コラ画像や、FANBOX投稿作品の冒頭部分を公開中です。

Pixiv

【女装×音声×洗脳】耳でとろける♡おすすめ10選

かわいい男の娘が、囁かれて、洗脳されて、メス堕ちしちゃう…?
女装×催眠×音声責めの甘くて淫らな世界をのぞいてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました